(3)遠投カゴ


市販のカゴは大きく分けて

プラスチックカゴ・ステンレス網カゴ・ナイロンもしくはワイヤーによる網カゴの

三種類に分けられます。


遠投に使用するのは主に錘付のプラスッチクカゴを使います。


特徴としては、付け餌とコマセとを一緒に下から入れるタイプで

底ブタが丸く空気抵抗が少ない物、着水時に錘が底ブタと別れて誘導するタイプの物

主なメーカーは「ヨーズリ」、「ヤマシタ」の物を使用します。


今は殆んどカゴも改良されていますが、

以前は錘が底ブタに内蔵されたものや天秤付でした。


錘が底ブタに内臓の物は着水時に底ブタが開いてしまい

狙った棚までコマセや付け餌が届かず深い棚の釣りには向きません。

天秤付はハリスなどが絡むといったトラブルが起こりやすく使いづらいものでした。


ベテランの釣り師の方は、

これらのカゴをヒントにさまざまな工夫をこらしカゴを自作し使っています。



 逆に、残りのカゴが遠投に向かない訳を紹介します。



ステンレス製の網カゴは

70m程の飛距離は出ますが形状などからそれ以上は望めません。

又、付けえさが仕舞えないので、場所の寄っては投げる時に竿が下げられなかったり

上からコマセを入れるので、着水時に水の抵抗によりフタが開き

コマセが出てしまいますし、長く使うと本体がゆがむなど耐久性もありません。



ナイロンもしくはワイヤーの網カゴは

錘を付ける位置によってはバランスが悪く、回転するなどして最悪です。

しかし、両者とも100mの遠投を望むので使いづらいだけで

釣方を変えれば大変良いものです。



 カゴ本体は仕掛けを運ぶ動力を発生させ道糸を引き出す役割があります。

従って、カゴ本体も投げた時に回転やフラツキがおこらず

一番空気抵抗の少ない形状のものを選びます。



 次にカゴの重さですが、これは使用する竿によって合わせます。

殆どの竿には製作メーカーより錘の使用規定があり

購入時の箱に「錘負荷」と記載されています。

もし箱を捨ててしまった場合はメーカーカタログか直接問い合わせればわかります。



市販のプラスチックカゴには

浮きの選択が分かりやすいように「○○号用の浮き用」と

表示がされていますが、これはカゴの水中での重さになり

地上での重さではありませんので注意してください。



カゴには棚につくと

水中で上ブタと底ブタが離れてコマセや付け餌を出す工夫がされており

上ブタには浮力になる物が、底ブタには
2号くらいの錘が入っています。

この浮力になる物と底ブタの錘が水中で±0になり

カゴの下に付いている遊動錘で浮きを立たせるのです。

例えば、浮き
12号用のカゴは約14号あることになり

これにコマセを入れて使うのですから、
4号クラス以上の竿でないと使えません。

カゴはメーカーや種類にも異なりますが、竿を傷めない為にも注意が必要です。


カゴも釣具店にあるロケットカゴなど素材を選び、浮き同様に自作が可能です。


 説明のために浮き、カゴと分けてご説明しましたが

それぞれのバランスの良さが合わさってバックラッシュのしづらい遠投が出来るのです。



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